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私がホリスティックナースになった理由①

  • 執筆者の写真: Yu Tacky
    Yu Tacky
  • 2024年12月10日
  • 読了時間: 4分

~患者さんとの出逢い~



一番最初のきっかけは、

私が看護師になって3年目くらいの時、

今から約30年近く前に

受け持ち患者のMさんと出逢ったこと。


彼女は癌の末期で、

医師からは余命1ヶ月と言われていました。





腹水もたまり苦痛を取り除くだけの治療。

私たちNsの間では

3週間持たないだろうと話している状態でした。


ご家族も泊まれるようにと、

個室で最期の時を待つように過ごされていた彼女から

ある日、質問をされました。



「人は死んだらどうなるの?」



私は明確な答えを伝えることが

出来ませんでしたが、

祖父から聞いていたことがありました。



「人は死んでも魂は死なない」



そして祖父から「神と人間」と書かれた

小冊子を貰っていたので、

それを後日彼女に渡しました。



余命いくばくもないMさんでしたが

その小冊子を読むと少しずつ元気になり、

奇跡の生還を果たしたのです。







彼女は、結婚してから

働くことを許されず、

常にご主人さんと共に生きていました。


自宅で仕事をしていたご主人さんとは

傍から見たら仲の良い夫婦。


でも彼女は常に監視されているようで

自由がなく、辛かったと話していました。



もしかしたらですが、

病気になって死ぬことでしか

旦那さんと離れられないと

無意識が思っていたのかもしれません。


でも、本を読んで生きる希望を持ったことが

奇跡の生還に繋がったのだと思います。



そのMさんとは最近まで年賀状のやり取りを

していました。

(ズボラな私はここ数年、年賀状をほとんど書いていません(^▽^;))





看護の仕事をしていると、

時々こうした奇跡の生還を果たす人がいます。


そうした人には共通点があります。


それは・・

死を受け入れて、

残された命を自分らしく過ごしているということです。



💎病気と闘わない

💎自分らしく生きることを諦めない

💎活かされていることに感謝する



【病気と闘わない】


病気は怖いし不快だと思います。

でもそれを忌み嫌って排除しようとすると

病気は深く治りにくくなる印象があります。


病気は自分の無意識の領域が

何かを伝えたくて現れているもの。


その伝えたいメッセージに気付いて

生き方を変えたなら

もはや病気を抱えている必要がなくなるんじゃないかなと

私は考えています。



【自分らしく生きることを諦めない


病気を抱えている人の多くは、

家族のことを想っています。


優しい人が多く、

人に気を使い、

家族のために生きている。


これは一見良いことにお思えますが、

本当の自分を生きていない場合が多いです。


自分自身に目を向けて、

自分が本当にやりたいこと、

表現したいことを表現する。


「どうせ死んでしまうのだから」と

諦めるのでもなく、

誰かのために生きるのでもない。


自分がこの世界に生まれてきた目的を思い出し、

楽しく自分自身を表現しながら生きること。

それだけで病気を手放すことができたりします。



【生かされていることに感謝する】


私たちはたまたま偶然に

この世に誕生したのではありません。


これはスピリチュアル的なお話になるので、

共感できる場合のみ、

この考え方を採用して頂ければと思います。




この肉体は地球の物質です。

遺伝子情報により受け継がれた、

肉体という地球上の物質です。


そこに霊意識が宿り

私たちは生きているという状態になります。

この霊意識を「魂」とも言います。


そして物質である肉体は

時間とともに古くなります。

新芽が出て枯れて落ちる植物のように変化します。


こうした肉体を維持するためには、

エネルギーが必要です。


要するに食べものが必要で、

私たちは他のエネルギー(命)を

頂いているのです。


生きているということは、

他の命のお陰様で生かされていると言えます。



また、心臓を動かすのも消化吸収するのも、

肉体の活動は、

自分で意識して行ってはいません。。


勝手に動いていると思われるかもしれませんが、

これも見えないエネルギーが動かしてくれています。


“動いてるのが当たり前“ではないのです。



そのことに気付くと、

生きていること、

この肉体さんに感謝する気持ちが湧いてきます。

肉体を大切に扱おうという気持ちが湧いてきます。



こうした普段は意識しないようなことに

意識を向けて

感謝とともに自分らしく生きること。


これが病気を手放す秘訣だと私は思っています。



そのことをお伝えしたくて

ホリスティックナースとして活動しています。



次回は、

私がホリスティックナースになった理由②

「娘の病気」についてお伝えします。

 
 
 

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